FOCUS 保健師記録改善の実践例から学ぶ
―保健師記録改善の事例①―新潟市での記録勉強会の歩み
藤田 智子
1
,
大関 香織
2
,
渡邊 香奈子
3
,
三母 あゆみ
3
,
川上 宏美
4
,
野口 みずき
4
,
青木 直
5
,
本間 瑞江
5
,
田村 京子
6
,
小山 幸子
6
1石山地域保健福祉センター
2坂井輪地域保健福祉センター
3中央地域保健福祉センター
4新潟市保健所保健予防課
5西地域保健福祉センター
6南地域保健福祉センター
pp.500-504,505-506
発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100726
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記録勉強会が立ち上がった経緯
■問題意識の高まりと市全体で進めることの難しさ
2002年1月号から保健婦雑誌(当時)で「こう書けばわかる!保健婦記録」の連載が始まりました。その影響もあり,同時期,新潟市の成人分野の会議で家庭訪問記録改善についての問題提起がありました。しかし,「家庭訪問記録の改善といっても何をどのように改善するのか見当がつかない」「訪問ケースは千差万別。マニュアル化は難しい」「現在の記録のやり方に特段問題を感じない」などの反応があり,全員で統一した問題意識を持って改善に取り組むことは難しく,結局この時点では実現しませんでした。
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