特集 高齢者へのリハビリを見直そう もう「リハビリもどき」とは言わせない!
―事例1:プログラム開発―運動習慣が定着するプログラムの開発
植上 エツ
1
,
高尾 なぎさ
1
,
近藤 多恵子
1
,
西野 嘉聖
2
,
押野 康代
2
1墨田区高齢者福祉課基幹型在宅介護支援センター(東京都)
2すみだ福祉保健センターリハビリテーション課
pp.842-846
発行日 2004年9月1日
Published Date 2004/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100564
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墨田区は総人口約22万人,東京都23区内でも上位の高齢区であり,高齢化率はほぼ20%となっています。
また要介護認定者についても年々増えつづけ,2004(平成16)年1月末現在で約6400人(第2号被保険者含む),とくに「要支援」については2000年度末と比較すると2倍になっており,「要支援」と「要介護度1」の占める割合は全体の50%になっています。
このようななかで,区内8か所の在宅介護支援センター(以下支援センター)を核とした転倒予防教室の取り組みが始まりました。中学校区に1つの支援センターは,高齢者の生活圏内であり,「自分で歩いて行ける」のが強み。楽しく通い,予想以上の効果をあげました。まだ人情の残る東京・下町の「転倒予防教室」を紹介します。
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