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楽しくころばん,伸ばしてせらばん,いついつまでもおたっしゃに!―東京都荒川区の介護予防事業/健康推進リーダー・大学・区の協働による荒川区の介護予防―荒川ころばん体操・おたっしゃランチ・荒川せらばん体操を中心に
与儀 恵子
1
,
稲葉 裕子
1
,
原田 香苗
1
,
森 裕子
1
,
山田 拓実
2
1東京都荒川区福祉部福祉高齢者課
2首都大学東京健康福祉学部理学療法学科
pp.789-791,838-843
発行日 2006年10月1日
Published Date 2006/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100323
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荒川区は区民や大学と協働しながら,さまざまな介護予防事業を展開中。転倒予防を目的とした「ころばん体操」,セラバンドを使ったリハビリ運動「せらばん体操」,学校給食を活用した会食サービス「おたっしゃランチ」など,ユニークな事業を紹介する。
荒川区は東京都23区の東北部に位置し,東西を都電が走り下町情緒が残る一方,再開発が進み,人口は緩やかに増加しています。人口は19万1914人(2006年7月現在)で65歳以上の人口は4万307人,高齢化率は20.99%で23区中3位となっています。また,介護保険の認定者数は7110人,出現率*1は17.6%です。
福祉高齢者課に保健師が6人配置され,介護予防事業と高齢者の健康相談を行っています。
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