特集 これからの生活習慣病対策
生活習慣病対策で求められる保健師の役割
宮﨑 美砂子
1
1千葉大学看護学部
pp.828-831
発行日 2006年10月1日
Published Date 2006/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100322
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「生活習慣病対策こそ保健師の腕のみせどころ」と言われる。今回示されたプログラムにおいて,保健師の専門性が発揮されるポイントを,改めて考えてみたい。
2008(平成20)年度からメタボリックシンドロームに着目した新しい健診・保健指導が実施される。実効性のある事業としていくための準備,事業の企画・立案,運営,評価の一連の過程に実質的な責任をもつ専門職として,保健師に対する期待は大きい。新しい健診・保健指導のしくみを契機に,地域(職場)の健康づくりをどのように充実し発展させていくかという視野をもって取り組むことが重要である。
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