研究・調査・報告
一助産婦の7年間の分娩介助をかえりみて
及川 とく子
1
,
中村 優子
,
米沢 栄子
,
小松 弘子
,
田村 公一
1盛岡赤十字病院産科病棟
pp.489-493
発行日 1981年7月25日
Published Date 1981/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205872
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はじめに
この臨床研究の目的は,筆者の7年間にわたる分娩介助を集計分析し,その中に技術向上のあとを見いだせるのではないかと期待したことにある。
助産婦には,今後,分娩介助のみにとどまらず,産前産後のより長期間にわたる助言や指導,また進歩するME器機に対する理解と使用にあたっての介助面における活躍が必要になると思われる。しかし,分娩介助業務はその基本であることにかわりはなく,とくに新卒の助産婦にとって分娩介助の技術向上は必須の課題であろう。
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