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感性を磨き,考えることを訓練するのが大切
大竹 芳子
1
1河北総合病院看護専門学校
pp.577
発行日 1989年10月25日
Published Date 1989/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908699
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「今度のカリキュラムの改正の精神は,看護教育は看護婦の手でということが基本にあります.そこで専門科目をはじめ,疾患の理解も看護につなげるということで看護教員が教えることにしました.その結果,医師が担当するのは,病理学を75時間,解剖・生理で60時間など大幅に縮小し,非常勤講師の数も20名少なくなりました」
従来から,看護の専門科目は看護婦が教育しなければと考えてきた先生は,今回のカリキュラム改正を契機に,成人看護学の授業展開については全面的に看護婦が担当するようにした.したがって新カリキュラムの導入については,学科目をどのように組み立てるのかと同時に,教員の資質を高め,専門科目をどのように教授していくかの教育内容を確立することが急務と語る.
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