第13回日本糖尿病教育・看護学会学術集会報告 ●シンポジウム
2-4.感性を磨く技法を糖尿病治療にどう生かせるか?
宮本 真巳
1
Masami Miyamoto
1
1東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科精神保健看護学分野
pp.66-67
発行日 2009年3月15日
Published Date 2009/3/15
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- 文献概要
私が「感性を磨く技法」を提唱し始めてから十数年,その中心技法である「違和感の対自化」を着想してから40年近く経つ.私自身は,「わざ」や「技術」よりも「技法」という言葉を好んで使ってきた.
角川類語辞典によると,「わざ」には「技」と「業」があり,「技」は「物事を効率よく行う特別なやり方」,「業」は「一定の目的を持つ行為」である.「技」には優れた人の巧みなやり方,「業」には誰もが行うべき着実なやり方という意味合いがあり,「わざ」には両方が含まれることになりそうである.「技術」は「理論に基づいて実行する手段」であり,理論に裏づけられた「わざ」を意味する.
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