建学の精神にそったカリキュラムが組めました

　‘慶應義塾での看護教育の歴史は，1917年大学に設置が認可された翌年に始まります．このとき以来，福沢諭吉の精神に即した独立自尊の人格を育成し，広く社会の福祉に貢献するという目標で，看護教育も進められてきました．このたびの短大の設置にあたっても，看護職が持つべき人命の尊重の精神を基本理念として，人間的に調和のとれた社会人に成長するよう，基礎を養うことなどを教育目標をかかげています’

　このような高い教育目標にそって組立てられたカリキュラムには，人文科学系に看護婦として国際的な視野を広げることを目的とした‘現代社会と文明’という総合科目を設けているのをはじめ，数々の特色ある授業が組まれている．