ZOOM UP
短大化しなければよい学生も集まりませんね
永見 暢子
1
1松江赤十字看護専門学校
pp.193
発行日 1988年4月25日
Published Date 1988/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908497
- 有料閲覧
- 文献概要
現在看護界においても社会の変化に対応した教育を行うためにさまざまな論議がされているが,永見先生は‘新カリキュラムは人間の理解を重視したものとして生まれましたがほんとうに意図されたように変わってきたのかどうか疑問が残ります.時代にあった教育をしていくためには地域看護や老人看護,さらに死の看護など独立させて教育していく必要があると孝えています.過密ななかでもいろいろと工夫していかなければなりません’と語る.
このような状況のなかで永見先生は①学生が自主的に学ぶ習慣をつけていくこと,②技術も理論も基礎や基本に忠実であること,③患者の入院から退院まで総合的な看護ができるようにすること,の3つを目標に教育を行ってきている.なかでも学生が自主的に,しかも自由に学ぶことができるよう授業内容や授業方法にさまざまな配慮をしている.
Copyright © 1988, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.