特集 看護教育へのコンピュータの導入
看護における情報処理—パーソナルコンピュータ上のTiny-POSシステム
藤本 幸三
1,2
1東京都立松沢病院
2R. N. M. A
pp.429-434
発行日 1986年6月25日
Published Date 1986/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908253
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
看護はさまざまな諸要素が複雑に影響しあっており,その全体を明らかにすることは大変困難である.しかし,Roy, S. C.,Rogers, M. E.,Orem, O. E.,外口らは,それぞれの立場から,その側面を明らかにしつつあると思われる.
さらに近年,Weed, L. が提唱したPOMR(Problem Oriented Medical Records)は,我国に日野原により,いわゆる‘POS’(Problem Oriented System)として紹介され,情報収集から実際の看護ケアに至るまでの,看護過程の考え方を明確にしようとしている.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.