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入門講座 学術研究方法の手順・4
パーソナルコンピューターを利用したプレゼンテーション
Steps of Scientific Research. 4: Presentation Using Personal Computor
八並 光信
1
,
遠藤 敏
1
,
上迫 道代
1
,
寺門 早苗
1
,
大木 修子
1
,
須藤 彰一
1
,
牧田 光代
2
Mitsunobu YATSUNAMI
1
,
Satoshi ENDO
1
,
Michiyo KAMISAKO
1
,
Sanae TERAKADO
1
,
Syuko OHKI
1
,
Syoichi SUDOH
1
,
Mitsuyo MAKITA
2
1慶應義塾大学リハビリテーション科
2昭島市高齢者在宅サービスセンター愛全園
1Department of Rehabilitation, Keio University Hospital.
2Akishima City Care Centor Aizen-en.
pp.251-255
発行日 1995年4月15日
Published Date 1995/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104262
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Ⅰ.初めに
学会発表や院内発表の際,スライドやOHPシートを用いて,研究発表や臨床報告を,いかに聞き手にアピールすべきかと悩むのは,誰しも経験することだと思います.特に,時間的な余裕の無い場合,スライドやOHPシートの作成にかかる手間が,省力化されるとおおいに助かります.最近では,パーソナルコンピューター(以下,パソコンと略.)やワードプロセッサーの急速な普及によって,スライドの作成も技術的に容易なものとなりました.理学療法士学会で,グラフや表のカラースライドを見ても誰も驚かなくなってきたことで,かなりの人がパソコンを使用している現状が感じられます.
タイトルにあるプレゼンテーションという言葉は,パソコンの急速な普及とともに用いられるようになりました.プレゼンテーションという言葉になじみが無い人も多いと思います.一言で言えば,文字(テキスト)・絵(グラフィック)・音声(サウンド)・動画(ムービー)などの対象物(オブジェクト)から構成されたインパクトのある表現手段と考えると理解しやすいと思います.主に,われわれが発表のため用いるスライドやOHPシートは,テキストとグラフィックから構成されています.
ここでは,パソコンを用いたプレゼンテーションの作成に必要な機器および流れを紹介します.
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