小特集 病院でコンピュータをどう活用するか
パーソナルコンピュータ利用の可能性
岡本 克郎
1
Katsuro OKAMOTO
1
1日本電気株式会社メディカルシステム事業部技術部
pp.496-499
発行日 1983年6月1日
Published Date 1983/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208035
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パソコン(パーソナルコンピュータの略)と呼ばれるコンピュータが,当初のゲームなどにみられるホビー的要素から,最近はOA (オフィスオートメーション)など実務分野にまで普及しはじめているが,医療の各分野においても,その例に漏れずパソコン導入の機運が高まりつつある.
その理由として,従来,大型コンピュータ,ミニコンピュータなどで行われていた業務が,パソコンでも肩代わり可能となり,更にコスト面,あるいは利用しやすさの面では大きく優位に立つため,パソコンへリプレースするか,新規導入に踏みきらせたり,あるいは従来,手作業その他で行われていた繁雑な作業を,コンピュータ化の方向で見直すきっかけとなったことが大きな要因である.
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