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保健婦教育における集団指導実習の展開—実習の必要性と可能性に関する一考察
進藤 正代
1
,
安達 志津子
1
,
井頭 昭子
1
,
中山 君子
1
,
二宮 一枝
1
1岡山県公衆衛生看護学校
pp.377-382
発行日 1986年5月25日
Published Date 1986/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908246
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はじめに
保健婦教育は,看護基礎教育を補完する補習的基礎教育と位置づけられている.この点をふまえ,教育の主眼を地域保健活動における看護(保健婦)と,専門性を学ばせることとしている.とりわけ,集団に対する保健指導は重要であり,教授方法などにも工夫を要する.しかし,その報告はきわめて少ない1,2).
本校では,集団指導の実際を学ばせるために,従来の学内演習を地域での実習にきりかえて2年を経過した.そこで,本実習の到達状況から,保健婦教育での必要性と可能性を検討し,今後の方向づけを得たいと考えた.
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