特集 臨床実習・その1
臨床実習指導の現状と課題—国立病院・国立療養所臨床指導者の実態調査から
田島 桂子
1
,
安川 仁子
1
1厚生省看護研修研究センター
pp.211-219
発行日 1984年4月25日
Published Date 1984/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907951
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はじめに
よく言われるように,臨床(地)実習は看護教育の最も重要な学習課題の1つであるが,その教育のあり方については,いまだ多くの問題を抱えているのが現状である.
実際の教育は,学校の設置主体の条件および環境要件に影響されるわけで,実習指導の方法も,専任教員が全面的に指導をしている場合,臨床側に配置されている専任臨床指導者が指導している場合,もしくは臨床のスタッフに指導の大半を任せた形で学校の専任教員が部分的にかかわっている場合などさまざまである.
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