病院建築・74
国立療養所山形病院
宗守 義雄
1
1厚生省医務局整備課
pp.69-73
発行日 1975年4月1日
Published Date 1975/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205604
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設立の要因
国立療養所山形病院設立計画は,市内あずま町の晴山荘(入院150床)と約25km離れた西村山郡大江町の左沢光風園(入院290床)の両施設(ともに結核,慢性一般老人病)を合併統一し,慢性小児病,老人リハビリ患者および重症心身障害児等380床を収容しようとするものである.そのために,県および市当局が協力して市内行才126-2に敷地52,891m2を提供され,また,隣接地11,464m2に県立養護学校の併設を予定した.その他1学級50名の看護婦養成所を持ち,また,山形大学医学部の研修教育病院とする.
敷地は市内中心より西方4km (バス約15分)の平坦な畑地.国道左沢線より200m入った交通便利なところであり,蔵王,月山,朝日連山を眺められる静かで大変良い環境である.
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