ミネルバの灯(ひ) 看護と人間についての普段着の思索・6
生命の意味—[その2]
久保 成子
1
1善隣基教会付属尾竹橋准看護学院
pp.387-391
発行日 1981年6月25日
Published Date 1981/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907555
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‘感情’に支配されること
川上公一 38歳.左下腿挫滅創.
術後1日目の朝,絶対安静の手術部位に,その屈強な身体の重みをかけて歩いた患者である.それは彼の内的生活が悲しみで満たされ,自分をどうすることもできず,我を忘れる怒りとして表現した行動であった.
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