ミネルバの灯（ひ） 看護と人間についての普段着の思索・4
ギリシアにて
久保 成子
1
1善隣基督教会付属尾竹橋准看護学院
pp.252-257
発行日 1981年4月25日
Published Date 1981/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907538
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誤解
‘ミネルバの灯’の第1回は，人間存在の現実の意味を問うことの必要性と困難さを考えるため，フランスの文学者であり，哲学的領域にも特異な作品を遺（のこ）しているアルベール・カミュの戯曲“カリギュラ”を引用して論を展開したのであった．
ところが，奇しくもといおうか，運悪くとでもいおうか，時を前後して同名のアメリカ映画‘カリギュラ’が日本で公開された．
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