口繪
保温器のいろいろ
pp.2-3
発行日 1952年7月1日
Published Date 1952/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200133
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普通ならば母体内の恒温槽(子宮)で生活しているべき時期の未熟な胎児が何等かの原因で体外に飛び出して来ますと環境の変動に対応出来ず,生活力を失つて死亡してしまいます。それで現代の医学は出生と同時に母体内の状況に極力近い環境を科学的に精密に調節出来る保温器(Isolette)に收容し恰も体内で成熟して行くようにこの内で成熟せしめて行きます。
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