私の発言
助産婦の卒後教育を考える
関根 龍子
1
1北里大学病院
pp.657-660
発行日 1977年11月25日
Published Date 1977/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907148
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助産婦の卒後教育について考えを述べるよう依頼を受けた時に,正直なところ,当惑を禁じ得なかった.それは私自身が,現在助産婦の卒後教育について,明快な考えや方法があればすぐにでもと思うほど,模索の毎日を送っているからである.ともあれ難問である.私は昭和36年に助産婦学校を卒業し,10年余りの実践を経て,現在は教育婦長として,教育にかかわりをもつ者であるが,ここでは私自身の体験を通して私見を述べてみたい.
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