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ワーク・サンプリング法による奈良県立医科大学付属病院病棟看護婦業務の分析
梁瀬 度子
1
,
大溝 佐知子
2
,
服部 裕
3
1奈良女子大学家政学部生活環境学講座
2奈良県立医科大学付属病院南2階西病棟
3大阪府立病院脳神経外科部
pp.618-626
発行日 1977年10月25日
Published Date 1977/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907142
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はじめに
時代の変遷につれ社会情勢が変化し,それに伴って必然的に社会の人たちの医療に対するneedsも大きく変わり,最近ではLittle & Carnivaliもその著書1)に述べているごとく,医療方針の決定に患者自身も参加する権利を持つものと理解され,また,より高度の医療をより安く,より平等に受けることも望まれるようになっている.このような社会的needsに医療側が応(こた)え得るためには,ただ単に個々の医療従事者の努力のみでは無力であり,ここに社会的援助や政治的配慮の必要性も痛感される.
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