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看護学生に対する放射線医学教育の現状
大竹 久
1
1久留米大学医学部放射線科
pp.633-635
発行日 1977年10月25日
Published Date 1977/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907144
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看護教育に関して問題点は多いが,とくに短い修学期間に膨大なカリキュラムを消化しなければならないため,授業時間割が過密にすぎるきらいがある.また教科ごとの時間数の配分にも,適正さを欠く点があるように思われる.
著者は昭和48年11月から当短大部(九州大学医療技術短期大学部)に籍を置き,著者の専門である放射線科学を看護学科学生に教授しているが,時間数が15時間と短い上に選択科目として取り扱われている点に疑問をもった,そこで全国的にこの科目がどのような取り扱いを受けているのか,すなわち,放射線医学教育の現状を知る目的でアンケート調査を行ったので,その結果を検討し,問題点を指摘したい.
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