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奈良県立医科大学付属病院看護婦業務の分析—直接看護時間・間接看護時間・平均看護時間などを中心に
梁瀬 度子
1
,
大溝 佐知子
2
,
服部 裕
3
1奈良女子大学家政学部生活環境学講座
2奈良県立医科大学付属病院
3大阪府立病院脳神経外科部
pp.492-499
発行日 1978年8月25日
Published Date 1978/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908983
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はじめに
われわれは,さきにより適切な看護のあり方を検討し,看護業務の質の見通しを目的として,まず看護業務の実態の正確な把握を行うために,奈良県立医科大学付属病院において,ワーク・サンプリング法による詳細な業務調査を行った.その概要については前報1)で報告した.
前報においては,調査目的および調査方法について詳述し,結果については各病棟における看護業務の実態を把握する第1のステップとして,最も基本的な事項についてのみ検討を加えた.すなわち,各病棟別に全業務者が行った業務内容(86細目)の割合を各勤務時間帯ごとに算出し,これをA群,B群,C群別および各群における大項目別(25項目)に表し,それぞれについて検討を加えた.
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