人間と科学との対話
身体と自己(1)
市川 浩
1
1明治大学
pp.256-260
発行日 1977年4月25日
Published Date 1977/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907088
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村上先生に引き続いて本欄を担当される市川先生は,本誌の書評欄(Vol. 17 No. 8)でも紹介した“精神としての身体”の著者として,そのユニークな存在が広く知られています.実存主義,構造主義,現象学など,近年の‘認識論ハヤリ’の傾向のなかにあって,氏の‘身体論’を軸とする着実な研究活動には,各界から大きな注視と期待が寄せられています.
4回にわたる連載のなかで,身体論のプロブレマティーク(問題性)をわかりやすく素描していただきますが,‘看護’がその基底に分有すべき何かが見い出されうることを期待します.—編集部
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