教育研究レポート
看護学総論の教育展開(2)
森 まさ子
1
,
金井 悦子
1
,
奥村 百合恵
1
,
中野 兼世
1
,
西川 周子
1
,
坂本 治子
1
1日本赤十字中央女子短期大学看護学総論研究グループ
pp.705-709
発行日 1976年11月25日
Published Date 1976/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907040
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臨床実習
本学は第1年次における総論の臨床実習を10月,12月,2月とⅢ期に分けて実施している.時間は,第Ⅰ期では午前中2日ずつを2週間で,第Ⅱ期では午前中2日,午前・午後を通して1日を2週間で,また第Ⅲ期実習は3年生の指導実習期間と合わせて1週間をあてている.これは短期間ずつ回を重ねることによって臨床実習への適応を促し,実習内容を次第に広げながら積み重ねることの効果をねらい,あわせて学生自身が看護行為の分析考察を次期に生かすのに適当な方法であると考えるからである.
各期ごとに,教室で履習した項目を実際に臨床場面で援助行為として実習させるが,そのために教員間で次の事項を検討し,実施している.
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