教育研究レポート
看護学総論の教育展開(1)
森 まさ子
1
,
金井 悦子
1
,
奥村 百合恵
1
,
中野 兼世
1
,
西川 周子
1
,
坂本 治子
1
1日本赤十字中央女子短期大学看護学総論研究グループ
pp.637-646
発行日 1976年10月25日
Published Date 1976/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907033
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はじめに
看護学総論が看護学の基礎であり,中心であり,まとめともなるような教科としての機能を発揮するようにとの意図に基づいて,日本赤十字中央女子短期大学(以下本学と略記)では,看護学総論担当教員の研究会を持ち,教科教育目的や教育計画(内容・順序・方法の決定)および教育活動(教育の実践)と,その評価等について検討しながら常に修正を加えつつ今日に至っている.また看護技術では,基礎原理を理解した後の応用実践の過程で,赤十字の特性として医療施設外の家庭やへき地など設備の不備な場面や状況下においても活動できるように,指導計画を考慮してきた.今回は主に看護技術を中心に実践レポートとして紹介し,皆さまの御指導をお願いしたい.
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