看護婦学校の専任教員になって

　先月号の佐々木信子さんは，助産婦学校の恩師で，病棟婦長をされ大変お世話になっています。婦長さんより，「りれー随筆」の依頼を受けたとき，一瞬ためらいました。しかし，私が現在看護婦学校の教員として関わりを持つ学生や患者さん，そして，恩師や病棟・教務のスタッフ，同級生などさまざまな人に感謝の気持ちを表わしたいと思い，お引き受けしました。それは人と人との交わりの中で，看護や助産婦業務の再認識とその素晴らしさ，看護婦教育の大事さを知ることができたからです。