私の発言
専任教員の道標
江崎 絹枝
1
1市立江別高等看護学院
pp.533-538
発行日 1980年9月25日
Published Date 1980/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907473
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はじめに
新学期を迎えたころより,6か月講習(看護教員養成講習会)で学び合った友人から近況と教育実践報告が届くようになった.早いもので,講習を修了してから半年が過ぎようとしている.
講習会は6か月間であり期間や内容などについてはもの足りなさが残るが,得たものも多い.なかでも看護教育に情熱を燃やす全国の仲間と交流ができたのは,とてもうれしかった.また講習会に参加する以前に体験していた看護教育がもつ問題点が整理でき,今後の方向性も明らかになってきた.まだまだ問題点のとらえ方が不十分ではあるが,日ごろ感じている専任教員としてのジレンマがどこから生じ,それを解決するための私の役割とは何かについて少し考えてみたいと思う.
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