日本看護協会看護教育問題研究会分担研究報告・4
看護学校教務室における観察調査
北原 龍二
1
1信州大学・教育学部(社会学)
pp.41-47
発行日 1975年1月25日
Published Date 1975/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906851
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I.調査の意図と方法
(1)この調査は,1973年3月に行った調査(その報告は,“看護”73年12月号,p. 145-153)に引き続くものである.したがって調査の主題は,同じく‘看護教員の実態’であるが,今回は次の点で,前回のものを必ずしも継承していない.
まず前回の調査は,‘予備調査’として行い,同じ方法(郵便による配票調査と面接聴き取り調査の併用)により,調査対象を拡大した‘本調査’を予定していたが,この計画は大幅に変更することとした.その理由は,前回の報告書においても述べたように,調査表を用いての従来のような調査に,大きな疑問を覚えたからである.
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