寄稿
新カリキュラムにおける予科期実習
大場 祐子
1
,
東海林 茂子
1
,
会田 トク子
1
1山形市立病院済生館高等看護学院
pp.54-60
発行日 1969年2月1日
Published Date 1969/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906131
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はじめに
昨年4月より新カリキュラムによる教育が開始され,教科の面,実習面において大きく伸展しております。
従来の疾病中心の看護,技能教育的看護教育から,人間の健康生活を維持して行く上に必要な援助が看護であるという観点に立ち,専門技術者としての基礎教育という方向に展開され,学科においては一般教養を多く取り入れた人間形成に重点がおかれ,実習面においても看護は対象との相互関係において成立するもので,人間理解を土台とした考え方で計画,実施する必要があります。
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