指定規則改正に伴う高等看護学校教育の問題点
教育と給与体系の改正を
志田 圭三
1
1群馬大学医学部付属高等看護学院
pp.22
発行日 1968年3月1日
Published Date 1968/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905986
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看護学校長として僅か2年の経験ではあったが,その間当初予想もしなかった数々の事態に直面,医療の一部門としての看護婦のあり方,その養成教育のあり方について,疑問が生じてきた。
第1は看護学校の学制,資格の問題である。現在,専任教官の不足,卒業後の学歴の問題から短大昇格がさけばれているが,これのみでは問題は解決しないように思われる。第2の問題は,看護婦,助産婦,保健婦3者の教育の一本化である。
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