新カリキュラム講座 一般教養課目・3
哲学編II
高橋 憲一
1
1上智大学文学部
pp.114-117
発行日 1967年9月1日
Published Date 1967/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905880
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いちおう前回で“哲学はあらゆる学問的知識の底にひそむ根源的知識に基づいて,できる限りの価値の高い生存を形づくる仕方を求めるものである”という規定を与えておいた。今からこの規定をその内容において深めるに当って,学問が一般にどのようなものであるか,またいわゆる根源的知識が具体的に何を指すかが中心になる。広く哲学が何であるかについての真の理解は,最後に来るであろう。
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