特集 新カリキュラムの基本方向と検討—文部省第12回看護教育研究集会集録
講義/看護学校新カリキュラムの基本方向について
勝沼 晴雄
1
1東京大学
pp.22-25
発行日 1967年1月1日
Published Date 1967/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905752
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●はじめに
私は看護という問題にはかなり強い関心をもっておりますが,それは父親が臨床家でございましたので,その話を折にふれときに当たって,子供のときからいろいろ聞く機会があったせいだと思っております。医学校に入り,少しずつ医学を教わっていくうちにだんだん看護というものの,重要性を感ずるようになって行ったというのが私の看護に対する関心の入口であったと思います。
そして臨床経験は,約4年少しぐらい内科,それからその前に兵隊のとき外科関係に8カ月ばかりいた程度であります。その間終始看護の方にもお世話になった次第です。
Copyright © 1967, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.