特集 リハビリテーション・セラピストの教育
リハビリテーション看護婦の教育
遠藤 千恵子
1
1東京厚生年金病院
pp.29-32
発行日 1966年5月1日
Published Date 1966/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905622
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リハビリテーション看護婦の教育という,非常に大きな問題テーマを与えられて,一沫の当惑を感じながらも,現在,日本においてただ流行語のように使いならされていくように思われるリハビリテーションの芽を看護婦としてその芽を大切に育てていきたいと念願しながら,看護婦のリハビリテーションチームの一員として,この教育を日本においてどのような形で始められるべきなのだろうかという疑問とその方向づけを皆様と共に考えてみたく思い,ペンを取ることにいたしました。
まず手元にありますアメリカ看護協会(ANA)で1965年9月頃に配布されましたGuidelines for the Practice of Nursing on the Rehabilitation Team(リハビリテーション・チームにおける看護の指針とでも訳せましょうか)の作られました経過などから,アメリカのリハビリテーションにおける看護婦の教育とその姿勢などについて私なりの見方を加えて紹介いたしましょう。
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