連載企画 看護教育の理念を求めて
私の描く看護婦の理想像
木崎 国嘉
1
1大阪赤十字病院内科
pp.6-9
発行日 1966年5月1日
Published Date 1966/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905617
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看護教育誌から表題の原稿を書くよう依頼され,全くの場ちがいと,その任でないことを知りながら断わり切れなかった。こうした“no”といえないようなのが看護としても,もっとも理想像から遠いものなのである。さらにそのことを忘れていたわけではないが,日常の雑務にまぎれて着手できず,明日〆切となったきょう急にまとめなければならないような計画性の無さも,理想像からは全くかけはなれたものである。
きょうの毎日新聞の投書に,“患者からひとこと”と題して次のようなのが載っていた。
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