グラフ
教育病院の理想像を追う日大板橋病院
鵜飼 チズ
1
,
早川 ミツオ
1日大板橋病院
pp.56-61
発行日 1971年11月1日
Published Date 1971/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916176
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伸びゆく医療を象徴するように,高層化・マンモス化する近代的総合病院が目につくようになった。地上8階・地下2階・病床数1200・その他近代的医療設備を誇る日本大学医学部付属板橋病院(東京都板橋区大谷口上町30:院長 永沢滋)もそのひとつである。
「人間尊重の医療に徹し,診療の責任体制を明確にすること,それがとりもなおさず教育であり,大学病院の使命である(永沢滋病院長)」という構想で,いうなれば研究本位の従来の大学病院から脱皮して,地域社会の中核的存在として診療にあたり,医師や看護婦の養成に当たるということだが,この基調にたった新病院の施設・設備を看護部との関連からまとめてみた。
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