連載 助産婦職能の変遷を探る・28
助産婦の理想像と現実
大林 道子
1
1東京女子大学短期大学部
pp.972-979
発行日 1987年11月25日
Published Date 1987/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207264
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1955年から1960年にかけて,施設分娩の割合は17.6%から50.1%に急増した。開業助産婦は営業困難になり,危機意識がひろがった。
本連載では,これまで戦後ときには戦前に溯っていくつかの助産婦に関わる出来事や問題点をとり上げてきた。今回は,助産婦の二つの専門誌「保健と助産」「助産婦雑誌」をたどって,戦後40年の助産婦職能の諸側面の変化とそれに対応する助産婦像の変遷を探ってみた。
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.