研究
看護原理指導計画の一例—危篤状態の患者・死亡した患者の看護
浅見 真佐江
1
1日本大学医学部附属高等看護学院
pp.22-26
発行日 1966年2月1日
Published Date 1966/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905566
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
高等看護学院の第一回生を迎えた。どのような指導方法をとったら良い学習活動を展開することができるだろうか。准看護婦と看護婦の違いはどこにあるのだろうか。その違いは看護教育の中でどのようにしめされなければならないのだろうか。また現在の医療において患者は看護をどのように受けとめているのであろうか。その違いがより良く患者にいかされるような看護活動が行なえるような看護婦を育てるためにはどうしたらよいのだろうか。限りなき可能性をもって学習にのぞんでいる学生に対していったい何を与えることができるだろうか。学生と共に学ぶなかでその方向をみつけ出すことだけでも精いっぱいだという気持をもちながら,看護原理の授業を担当することになった。
様々な課題に少しでも答えられるよう毎時間努力をしてみたが,皆様のご意見をうかがって今後の授業に役立てるためその一部を紹介することにした。
Copyright © 1966, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.