特集 小児科看護法の指導
小児科看護法指導案
壁島 あや子
1
1国立東京第一病院小児科
pp.2-5
発行日 1966年2月1日
Published Date 1966/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905561
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小児科看護は,他の学科と異り,年令で科が区分されているので,その年令の中でおこるあらゆる疾患の看護が要求されます。そのために他の各科との重複がカリキュラム作成に際して大きな問題となってきます。各科との連絡を十分にとって重複をさけねばなりませんが,関係各科としては,産科・内科・外科・整形外科・伝染病などがあげられます。そのほかに小児を扱う上で是非必要と思われるのは心理学です。
さらに,小児科の特殊性として,医学面担当の先生と,看護面の先生,臨床指導者が一体となってカリキュラム作成をしなければ,よい指導はできません。重複をさけながらも学生に理解しやすいようにし,効果をあげるにはどのようにすればよいかと常に検討しておりますが,現在東一で行なっておりますカリキュラムをご紹介して,検討の資料といたしたいと思います。
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