特集 外科看護指導案を検討する
—座談会—外科看護法をどう教えているか
八田 成子
1
,
森 芳子
2
,
大泉 八重子
3
,
綿貫 恭子
4
,
山田 とみ子
5
,
松浦 京
6
1東京厚生年金病院
2川崎市立高等看護学院
3慈恵高等看護学院
4東京医科歯科大学付属病院
5武蔵野赤十字病院
6国立東京第一病院
pp.12-19
発行日 1965年12月1日
Published Date 1965/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905532
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
30時間ではとても足りない
松浦(司会)“看護教育”6月号に「看護原理」,9月号に「内科看護法」の指導案を出しましたら大変反響が大きく,次は外科をとりあげたいから教案を出して欲しいというような相談を頂きました。わたし自身いままでやっていた教案そのものに大分疑問がありまして,なんとかもう少し進展しないかなといつも思っていましたので,先日看護協会の主催で行なっておりました看護教育指導者講習会において外科グループが作成しました外科看護法の教案を出しては,と考えたわけです。きょうはその内容につきまして,教えていらっしゃる先生方,これから教えられる先生方もいらっしゃるようですので,ご意見を頂きたいと思います。
まず,時間数なのですが,規定では,外科看護法は大体30時間となっておりますので,それについてご意見を伺いたとい思います。
Copyright © 1965, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.