特集 看護診断—臨床との接点
[座談会]看護診断—臨床にどう生かすか
岩井 郁子
1
,
黒田 裕子
2
,
松浦 真理子
3
,
松田 美紀子
4
1聖路加看護大学
2日本赤十字看護大学
3東京厚生年金病院看護部
4慶応義塾大学病院看護部
pp.114-126
発行日 1995年2月1日
Published Date 1995/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904737
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なぜ今,臨床で看護診断なのか
本誌 ではまず,臨床で看護診断を導入したいという動機について松川さんお聞かせください.
松田 私の場合は,導入以前に病棟ではPOSを導入していました.POSでは,自分の考えや判断をはっきり書ける場所ができたと喜んでいました.ただ,実際にはケアをして,そのアセスメントはできても,一体それにどういう裏づけがあり,どういうプロセスでやったのかが自分の中で整理がつかず,果たしてそれでいいのかという迷いがありました.
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