特集 看護教育新しい年に期待するもの
《専任教員座談会》私たちのしたいこと・しなければならないこと
柴田 明子
1
,
伊藤 暁子
2
,
横倉 弘子
3
,
杉野 佳江
4
,
江原 やす
5
,
塚本 哲
6
1国立公衆衛生院臨床看護学部
2都立第一高看学院
3日赤女子短大
4東京逓信病院高看学院
5警察病院高看学院
6東洋大学社会学
pp.12-20
発行日 1965年1月1日
Published Date 1965/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905398
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司会(柴田) 1964年のオリンピックが残していったものは,非常にいろんな意味で多いと思います。その中でやはり国際的に物を考えるとかあるいはほんとに実力者が最後の勝利を得るというようなことを私どもしみじみ考えさせられたと思いますが,私どもが営々としてやっております看護教育も,この段階でそうしたことを踏まえて大いに飛躍したいと思います。国際性というとちょっと飛躍し過ぎますが,われわれだけの範囲内だけじゃなくて,もう少し横のつながりといいますか,そのあたりで物を考えるようにしてみてはどうかと思います。私ども今まであまり自分の穴の中だけで物を考えていたような傾向が多いと思うんです。今日は実際に携っておられる先生方からいろいろお話を伺ったり,私どものお仕事の上で非常に関係も深いし,個人的にもお世話になっている塚本先生をお招きしましたので,先生からもいろいろご助言や仕事に対するご要望をいただくなりして,話を進めていきたいと思いますので,どうぞよろしく。
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