Scramble Zone
「臨床技能の修得段階とエキスパーティス」考―P. Bennerの講演を聴いて
佐藤 紀子
1
1東京女子医科大学看護学部
pp.1060-1064
発行日 1998年12月25日
Published Date 1998/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903827
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猛暑の2日間(7月30日,31日),幕張メッセの国際会議場でDr. パトリシア・ベナー(以下,ベナー)の講演を聴いた.同時に兵庫県立看護大学の南裕子氏の講演もあり,日米における臨床看護の可能性について考えさせられた刺激的な時間であった.
新たな論点としては上級実践看護婦(Advanced Practice Nurse)に関する話題提供がなされた.ここでは,「臨床技能の修得段階」と「エキスパーティス」に関することを中心に,筆者の視点から述べることにする.
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