グラフ
「じぶんの生きかた」見つけたい,伝えたい―南島詩人一人舞台
pp.1011
発行日 1998年12月25日
Published Date 1998/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903815
- 有料閲覧
- 文献概要
10月13日,埼玉県のみさと健和病院で行われた「健和会臨床看護学研究所・修論発表会」.その記念講演として,南島詩人・平田大一さんが“一流の島人(しまんちゅ)になりたい―感性・実践・ネットワーク”と題した舞台を披露した.
この日,予定より早く到着した平田さんは,リハーサルの前に病棟へ.リハビリセンター横ロビーで,会場に足を運ぶことのできない車椅子の患者たちを歌と演奏で楽しませた.続いて行われた講演にも多くの人が集まり,平田さんは,三線(さんしん),横笛,太鼓を自在に操る音楽のほかに,詩の朗読や,本職である観光バスガイドの口上など,多才ぶりをアピール.また,同病院のドクターやナースが飛び入り参加したセッションに,会場は大きな笑いと拍手に包まれた.講演の最後には,豊穣と幸福を祈る沖縄の勇壮な舞が披露された.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.