連載 いま,アメリカの看護教育では・6
学生の評価方法
阿部 俊子
1
1イリノイ大学シカゴ校看護博士課程
pp.728-731
発行日 1996年9月25日
Published Date 1996/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903765
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
評価という概念
評価というのは,学習者に対して判断する前に情報を取得するプロセスである(Reilly & Oermann,1992).教育プロセスというのは学習者が変化するということである.評価はこの学習者の変化をアセスメントするものである.評価には3つの主な目的がある(Reilly & Oermann,1992).1つは看護学校へ入学する学生の選択(入学試験),2つめは学生のクラスルーム,実習室,臨床実習での学習効果の測定,最後にプログラムの変更とプログラムの成果を評価するものである.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.