調査・研究
男子看護学生の母性看護実習の現状と課題
猪崎 聖子
1
,
串間 秀子
1
,
後藤 久美子
2
1宮崎県立宮崎病院
2宮崎県立日南病院
pp.966-969
発行日 1995年11月25日
Published Date 1995/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903731
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はじめに
男子看護学生の母性看護実習のありかたは,「保健婦助産婦看護婦学校養成所指定規則」の改正(1989年)により,大きな改善が迫られている.即ち,新「規則」は,「従来,男性と女性を区別していた教育内容について,男女の区別をなくした」と規定し,男女の区別のない母性看護実習を求めている.
改正前は,男子学生の母性看護実習は精神科実習に置き換えが可能であった.先行研究によれば,ほとんどの学校では精神科実習やその他の成人看護実習に置き換えており,男子学生の母性看護実習に取り組んでいる事例は稀であった.
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