特集 看護教育50年の評価
看護教育の革新をめざして
林正 健二
1
1山梨県立看護短期大学
pp.671-673
発行日 1995年8月25日
Published Date 1995/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903698
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はじめに
「看護教育50年の評価」とは言ってみたものの,私が医学部を卒業したのは1972年です,卒後23年では,50年の歴史の半分にも足りません.そこで本稿では,先輩諸姉から聞いた話も交え,私の辿ってきた道を振り返りながら,今後を考えることにします.
また評価というと,看護の領域では得てして負の部分に焦点を絞る傾向があります.あれもだめ,これもなってないという類の自虐的な話に終始するのは,精神衛生上好ましくありません.したがってそういう話は極力避け,私たちが始めたばかりの21世紀を見据えた教育についても触れたいと思います.
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