特集 チーム医療の中のPOS—第14回POS研究会報告
一般演題
10 手術室におけるPOS—術前看護情報の充実と標準看護計画の活用
森田 信江
1
,
筑城 富子
1
,
高橋 美紀
1
,
中川 智文
1
,
島田 節子
1
,
馬淵 征子
1
1広島市立安佐市民病院手術部
pp.975-977
発行日 1992年11月30日
Published Date 1992/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903644
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当手術室では,周手術期を通し質の良い看護ケアが提供できるよう,1986年よりPOS型看護記録を取り入れている.
手術室看護記録にPOSの概念を導入することは,周手術期の患者問題が明確になり,かつ継続された看護ケアが提供でき,その意義は大きい.しかし,主に生命維持・管理に焦点を置く術中看護では,「記録に専念する時間がない」「患者問題が疾患に偏る」「記録内容に個人差がある」などの問題が指摘された.その対策として,術前看護情報の充実と標準看護計画を活用することで,看護と記録の充実に努めているので報告する.
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