特集 チーム医療の中のPOS—第14回POS研究会報告
一般演題
9 リハビリテーション医療にPOSを導入して—リウマチの短期入院患者を対象にして
松長 チヨコ
1
,
小出 照枝
1
,
横町 律子
1
,
大田 近雄
1
,
椎野 泰明
1
1社会保険広島市民病院
pp.973-974
発行日 1992年11月30日
Published Date 1992/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903643
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記録の見直しの経過
広島市民病院看護部では1986年頃からSOAPに基づいた経過記録を実施しているが,看護記録にとどまり患者の情報をすべての医療従事者が共有できる記録であったとは言えない.
リウマチ科においては,医師と看護婦,療法士がそれぞれに人院診療録の記録をしており,必要に応じて,お互いの記録から情報収集をするという状態であった.そのため,それぞれのスタッフがリウマチ患者のQOLの向上を考慮した目標で患者の治療・看護を実施しているにもかかわらず,把握できにくいという不満があった.
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