特集 チーム医療の中のPOS—第14回POS研究会報告
一般演題
8 PONRの充実をめざして—フローシートの作成とその活用
柿澤 由紀子
1,2
,
柳沢 恵利子
1,2
,
関根 かほる
1,2
,
中谷 夫佐子
1,2
1深谷赤十字病院皮膚科
2深谷赤十字病院泌尿器科
pp.969-972
発行日 1992年11月30日
Published Date 1992/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903642
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
研究に至る経過
私たちが従来書いてきた看護記録は,患者の訴えや症状の観察,実施した処置やその結果を中心とした経時的記録であった(表1,2).当院では1988年よりPONRが導入されたが,当初は経時的記録方法であったため記録内容が重複し,記録の量が多くなり,患者の個別的な問題を中心とした一連のプロセスを記録することへの意欲が低下した.そこで現状のPONRの問題点を明らかにしてみると,以下の5点があげられた.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.