看護教育研究 4年制看護教育における英語教育の現状と問題点
考察
成沢 和子
1
1信州大学
pp.1088
発行日 2003年12月25日
Published Date 2003/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903571
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この論文では,文部科学省科学研究費補助金・基盤研究Cを受けた「看護学科における英語教育のニーズアナリシスとカリキュラムへの提言」(13~15年度,園城寺,成沢他)と「医学部・看護学部におけるESP教育の実態と将来像の系統的研究」(14~16年度,川越他)という2つの比較的大規模な研究調査の結果を踏まえ,さらに看護教員の立場からの視点を加えて考察した.
ニーズについては看護の臨床と教育・研究という場で仕事をする人によって,かなり異なる結果が出た.これを教育の実態調査に対照させてみると,現状の問題点がいくつか浮かび上がる.4年制教育によってどのような人材を育てるのかという目標を設定した上で,大学ごとの特殊性も勘案して,教育内容を決めることが必要であろう.
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